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佐藤工務店のあれこれ

新築時の掛かるお金はいくら必要か?頭金はいくら必要?頭金無しは可能なのか?


新築で家を建てようと思ったとき、どのくらいお金が必要か気になりますよね。


当社でも工事本体費用の他にお引渡し前に、

一時預かり金、初穂料、そして頭金などがあります。


そこで今回は家を建てるときに必要なお金をざっくりお話させていただきます。


(金額の目安は2022年4月現在時点のものになります)

お金の分類について


工事本体に含まれるもの

○設計申込金(10万円)

ファーストプランをお渡しさせていただき、

その後の設計や手続きに進ませていただくためのお金です。

一時預かり金なので、最終の増減精算時に返金致します。


○契約時のお支払い(工事本体価格の1/4)

お見積りをご確認していただき、工事契約を交わさせて頂いた際にお支払いして頂きます。

頭金をお支払いいただく場合もこのタイミングになります。


○上棟時のお支払い(工事本体価格の1/4)

建物の棟上げ(上棟)を行う日を目安にお支払いしていただくお金です。

この日に上部躯体が立ち上がり、工事が始まった実感が湧く日です。


○大工工事完了時のお支払い(工事本体価格の1/4)

大工工事の完了する日を目安にお支払いしていただくお金です。

この日から仕上げ内装仕上げ工事が始まり、いよいよ完成へ近づきます。

(お支払いを3分割する場合はこのタイミングを除きます)


○工事完了時のお支払い(工事本体価格の1/4)

工事完了、お引渡し日を目安にお支払いしていただくお金です。

入金のご確認と一緒に鍵、建物のお引渡しを行わせていただきます。




工事本体に含まれないもの


○融資手数料

ご融資元へ住宅ローンお借入時にお借入額の2.2%(税込み)をお支払いいただきます。

※ご融資元、方法により異なります


○地鎮祭

初穂料として4万円

祈祷料3万円、お供物含む準備品1万円の内訳になります。

佐藤工務店で主にお願いしている神社の場合の金額になります。

お付き合いのある神社等があればそちらでお願いすることも可能になります。


○上棟時

神様へのお供物

海のもの、山のもの7つを佐藤工務店でご用意致します。

実費で約3千円になります。


○建物完成時の登記費用

建物の表示登記、保存登記になります。

建てた建物がお客様のものであることを法的に証明する為の登記になります。

銀行の融資にも必要なものになります。

保存登記の登録免許税は長期優良住宅では軽減されます。

タイミングはお引渡し前になります。


○審査手数料

建築確認申請、長期優良住宅、BELSに掛かる審査機関、役所への支払いの実費になります。

増減精算までは佐藤工務店にて立替金させていただき、増減精算時にお支払いいただきます。

費用は建物の規模により異なりますが、

建築確認申請審査手数料約1万8千円

長期優良住宅審査手数料約4万8千円

市役所など行政庁への申請料約8千円

BELS審査手数料約3万3千円

完了検査審査手数料約2万2千円

お支払いのタイミングは工事完了後の増減精算時になります。


○工事中の電気、水道料金の立替金

こちら、建物を立てている最中の電気料金、水道料金の立替金の実費になります。

お支払いのタイミングは工事完了後の増減精算時になります。


○その他に掛かる費用

お引越し費用

建て替えの場合は仮住まいの家賃

各種税金(不動産取得税・固定資産税)

火災保険

不動産取得税、長期優良住宅では控除枠が拡大されます。

固定資産税、長期優良住宅では軽減期間が3年から5年に延長されます。




頭金について


お借入するローンの返済額はお借り入れ額によって2.2%の手数料、そして利息も大きく変わります。

利息を抑える方法は頭金によってお借入金額を減らすか、繰り上げ返済によって可能です。


しかし、頭金を貯めるための期間も現在の家賃がかかってしまいますし、

お引越しや家具や家電の購入、今後のライフプランニングも考慮した場合

頭金無しという選択肢も計画に入りますね。


また、長期優良住宅の住宅ローン減税の控除枠拡大などの活用も大変有用です。

ご興味ある方にはファイナンシャル・プランナーもご紹介もできます。


また頭金の有無によりどれくらいの差がでるのかというと

頭金20%の場合(借り入れ3000万円頭金570万円)・・・物件価格3750万円、返済期間35年、金利2.475%(変動金利型/店頭表示金利)

返済方法:ボーナス返済なし、元利均等返済※金利は完済まで変動しないものとして試算すると

利息の総額は1860万円から1488万円へおよそ370万円も変わります。

金利引き下げが適用され0.6%になった場合利息327万円になり、1533万円の差異になります。


※出典) 田方みき 関尾英隆「家づくりのお金の話がぜんぶわかる本2020-2021」X-Knowledge 2020年6月 23P




まとめ


いかがでしたでしょうか、今回は家を建てる上で掛かる費用についてまとめさせていただきました。

よりよい家づくりができるよう今後も情報発信させていただきたいと思います。


家づくり、リフォームにご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

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