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佐藤工務店のあれこれ

電話線を使わない、家電話のお話

2022年7月2日(土)未明に発生したKDDIの通信障害は7月4日(月)になっても全面復旧の目途が立た無い状態となっている



弊社の業務にKDDIの回線は使用していないが、NTTドコモにおいても2021年10月には30時間近くの通信障害が有ったことを記憶している。




実は7月4日、月曜の朝、以前リフォームを行ったお客様から電話が繋がらなくなった、どうしてだ?とご連絡頂きました。


そういえば、そのお宅は電話線や光ケーブルの引き込みが無く、ルーターみたいな装置と電話機が繋がっていたなと記憶していました。


○○さん、電話の契約はKDDIですか?と聞くとそうですと、テレビ見てますよね?土曜日からKDDIの電話がかかりにくくなっているの知ってますか?

知ってますよ、でもあれは携帯電話でしょ?...... そうそう、○○さんちの電話はその仕組み使っているので、繋がんないんですよ、だいぶ復旧していると言ってますが、

待つしか無いですよ。......とご説明。






ところで電柱から線を引かない家電話ってなに? ご存じですか。




一般的な場合近くの電線から室内に配線するのですが。




仕組みは


モバイル回線を使用した固定電話の仕組みは、基本的にはスマートフォンでの通話のそれと同じです。


ホーム電話と呼ばれ、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクと大手3社が行っているサービスです。


 スマートフォンが基地局と電波をやりとりして通話を実現しているのと同様の仕組みでユニット端末が電波をやりとり。


それを接続した固定電話に音声として伝える/音声をユニット端末から電波に乗せることで通話を行うわけです。











メリット

携帯電話の電波が届き、コンセントがあれば宅内のどこでも使用することができることが挙げられます。

「固定」電話と言いながら電話機をジャックの近くに置く必然性はないので、どこにでも置くことができるわけです。


 また、配線工事が不要ということから、使用したい日から即日使える





デメリット


いくつかのサービスでは利用できない(ガス安心システム・あんしん電話・家庭用ホームエレベーター・ホームセキュリティードアホン)、

通常の電話回線サービスから乗り換えると、ADSLなども利用できなくなってしまう



ファックスに関しては、送受信したデータを一度センターで預かる「蓄積型FAX」となっており、今回のような場合、外から電話掛けるとこのFAXの受信に繋がるようです。





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