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佐藤工務店のあれこれ

鳥取県が主催、とっとり健康省エネ住宅改修 ReNE-ST





昨日今日と2日間、なんと鳥取県が主催するセミナーを受講しました


住宅の中に断熱材を一定量入れなさいと言う法律が5月25日に衆議院で可決され、3年後の2025年に施工されるという状況の中(つまり日本の法律では無断熱でも違法では無かった)


鳥取県は2050年を見据えたカーボンニュートラルに向け住宅の断熱・省エネルギー化では日本で最先端の政策をとっています。


2020年には新築版 NE-ST(ネスト)が策定され驚かされました。


今回行われたのは 性能向上リフォーム版のRe NE-ST(リ ネスト)と呼ばれるもので、新築版 NE-ST(ネスト)同様きちんと性能向上させ、県民の健康の維持・増進・省エネ化の推進及びCO2の削減を図ると言うもの。


つまり、建築士・工務店が耐震・断熱の理論的な事を含んだリフォーム・リノベーションを行い、「高い省エネ性能の住宅」を改修により実現し、お客様の高い満足度を得ようというものです。




私の知っている限り、この手の講習会ってあまり実施されてきませんでした。


2010年に実施された、建築環境・省エネルギー機構(IBEC)と言う国の外核団体により作成された「既存住宅の省エネ改修ガイドライン」というテキストが出来たとき、普及させるための講師養成のための講習会を受講しました。



私は、このとき初めて「気流止め」と言う言葉を知り、実践してきました。 何故家が寒いのか、冬石油ストーブを焚けば焚くほど足元がスースーする..コンセントボックスの中をジェット気流のように音を立てて空気が上ってゆく..etc..腑に落ちました。




それ以来、講師の依頼も無く今になりましたが、テキストに基づき実践をし続けてきました。


しかし実践以外に、さらに多くの知見を得ることは非常に困難な状況でした。


2日間の講習は午後1時から5時まで最後に1時間の修了考査があり、講師はFBお友達の札幌の山本亜耕さんと岐阜の森亨介さん。


お二人の経験と理論的なお話、さらにチャットで押し寄せてくる質問の嵐への回答はとっても勉強になりました。


このセミナーこれからの日本の耐震・断熱改修のスタンダードになると思います。


日本中に確かな知識と技術を取得した工務店・設計者が増えることにより、今後増えるであろう悪徳な耐震・断熱改修をうたうリフォーム業者を増やさないようにできると思いました。




今回のセミナーの最高の驚きはこちら、改修ではどうしても天井の気密性を確保するのが困難なことがあります。

そんなとき天井の隙間を吸気口にしちゃおうというアイデア、是非実践してみたいと思います。





新築においても賛否分かれる基礎外断熱についてのコラム、非常に参考になりました。


実はこの断熱材は私が新築時の基礎外断熱の時に基礎に打ち込んでいるスタイロフォームATです。