最近YUTUBEでお勉強されている方は住宅の環境の善し悪しである、温度・湿度・換気について勉強されている方が多いと実感しております。
ところで、環境って目に見える物ではないので
比較する道具を使って見える化して評価を行います。
しかしこの道具の誤差って結構あることを知っていなければなりません
温度計はまだしも、湿度計、CO2濃度測定器においては何が基準か判らないのが現実です。
冬の室温は20度以上、湿度は45%以上などと設定した場合でも、35%の物もあれば55%もある
そんなアバウトなのです。
そこで何を基準とするかと言うことで、昔から使われている信頼度の高いアスマン通風乾湿計を使って、
手持ちのデジタル式温湿度計のデータと比較してみました。
まずは、湿球のガーゼに水を含ませ、通風機のゼンマイを巻き3分間待ちます、その状態で素早く湿球・乾球の温度を読み取ります
さらに気圧を測定して、計算式に当てはめることで正確な湿度(相対)を求めることが出来ます。
動画も上げてみたのでご覧ください。
それでは実測結果です。
乾球温度23.5℃
湿球温度14.5℃
計算シートでは36.1% 空気線図も大体36%と言うことが判る。
但し問題は、デジタル式の温湿度計が示す湿度が32%~34%と低めに表示されていること。
さすがケストレルは誤差の範疇かなと。
結局、多数決で決めることは出来ずだが、今回の実測でアスマン温湿度計の結果より
デジタル式の方が湿度は低く出ると言うことが判った。
ちなみにCO2測定器も、あるったけならべてみました。
こんな感じで524ppm~704ppmまで、これは高価な機器の方が精度は高いようでした。
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